2022.11.18
こんにちは!
東京都北区にある「株式会社 岩瀬興業」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。
「前の業者に屋根を塗ってもらったら、雨漏りするようになった。」
このようなご相談を受けることがあります。
おそらく、作業工程で「縁切り(タスペーサー)」と呼ばれる
重要な作業をおこなわなかったことによって
雨漏りが起きてしまったと考えられます。
縁切りとは、繋がっているものを切るという言葉の通り
屋根を塗り終えた後に、屋根材が重なり合って繋がっている部分を
塗装が乾いた後に、あえて切り、隙間を作る作業のことです。
わざわざ隙間なく塗ったものに穴をあけるような作業をしては
かえって雨漏りにつながるのでは?とも思えますよね。
しかし、降水量の多い地域では、中に入った雨水が抜けないとか
湿気や結露などによって屋根材内部に水分が発生し
逃げ道がないために下地が腐食する場合もあるのです。
そこで、屋根の重ね目を切って隙間を作ることで
雨水の逃げ道ができ、排水が可能となるわけです。
ちなみに、縁切りをするだけの工事は、数万円程度ですが
足場を再び組むこととなり、高額な足場費用が掛かってしまいます。
近年ではタスペーサーと呼ばれるクリップ上のものを
重ね目に挿入するだけで済むようにもなっています。
新築時は縁切りが不要なので、タスペーサーは入っていません。
外壁塗替え時にはじめて必要になるものですが
1回目の塗り替えでタスペーサーをしっかりと挿入しておけば
2回目は不要となります。
「株式会社 岩瀬興業」では防水工事をはじめ
雨漏り、外壁塗装、屋根塗装についてのご相談も承っております。
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